エピローグ【ヨーロッパ旅行記】 [ヨーロッパ旅行記2010]
振り返ってみると17日間長かったな~!!いや、あっという間なのかな?
帰国した時は、出発した日が遠い昔のようだった。
でも、ものすごく濃い日々だった。
一人旅をすることに、最初の勢いはどこへやら、
出発する日まで日に日に弱気になっている自分がいたけど、
ベルリンに降り立ち、友人夫婦に会え、寂しさが吹っ飛んだ。
旅中、多くの人々に出会い言葉を交わし、
おいしいものをたくさん食べ、おいしいビールをたくさん飲み、
いくつもの素晴らしい光景に出会い、
様々な文化に触れ、
本当に充実した日々だった。
行って本当に良かった。
仕事を辞めないといけなくなってしまったことには抵抗があったけど、
その代わりにもらえたプレゼントだったのかな。
楽しい日々をありがとう(色々な人へ感謝の意を込めて)。
また、異国の地に降り立つ日を夢見て・・・
===end===
■番外編■
せっかく17日間もの間多くの土地をまわって来たので、勝手になんでもランキングを発表!!
■感動!歴史的建造物!!
1. モン・サン・ミッシェル(★、★、★、★、★、★)
・・・幾度ものチャレンジの末行けた、ずっと夢見ていた場所。やはり1位か。
2. ノイシュバンシュタイン城&ケルン大聖堂(★、★、★)
・・・ノ)友達と別れ、一人旅開始一発目に出会った素晴らしい光景。やはり印象深い。
・・・ケ)駅出てすぐの大聖堂は圧巻!ライン川古城(★、★、★)~ケルンは見どころがいっぱい!
3. グランプラス(★、★)
・・・さすが世界で最も美しい広場の一つ。広場を囲む素晴らしい建造物に釘付け。
⇒私が出会った他のどの建造物も本当に素晴らしいものだった。のでランキングにしにくい…
■かわいい街並み
1. ローテンブルク(★、★、★、★、★、★、★)
・・・女心にはたまらんであろう、メルヘンな街。クマのシャボン玉(★)に心打たれた。
・・・ロマンティック街道のネルトリンゲン(★)やディンケルスビュール(★)の街並みも好き。
2. フュッセン&ブレーメン(★、★、★、★)
・・・フュッセンはカラフルな建物がかわいく、街中を観光列車走ってる!
・・・ブレーメンはさすが童話の街、街中に立つオブジェがかわいい。
3. ブルージュ(★、★、★)
・・・個人宅もかわいい。緑の多さ、静かな水の流れも素敵。
⇒ヨーロッパはどの街を訪れても石畳の素敵な街が多い。花を飾る家も多い。
■もともとノーマーク!でもかなり良かった!
1. ヴュルツブルク(★、★、★)
・・・街中には見どころもたくさんあるし、川沿いのカフェも長居したくなる素敵な空間。
2. ブルージュ(★、★、★)
・・・自然たっぷりで、のんびり出来た。チョコもおいしい!!!
3. ハイデルベルク(★)
・・・丘の上に建つハイデルベルク城がかっこよかった・・・
⇒ガイドブックで全く予習しておらず、急遽「ここ行こう」と行った場所だけど、期待を裏切らない。
■楽しいショッピング
1. パリ(★、★、★、★)
・・・もーーー見るもの全てかわいくてウィンドウショッピングだけでも楽しい。
2. ベルリン(★、★)
・・・ショッピングスポット多し。友達に色々と連れてってもらったので更に楽しさup!
3. ヘルシンキ空港(★、★)
・・・marimekkoとiittala、ムーミンにとかわいすぎーーー!!!
⇒あまり荷物を増やせない身軽なバッグだったのと、パリでの風邪で若干不完全燃焼(笑)
■おいしい食事
1. ベルリンでビール&ソーセージ(★、★)
・・・やはり人と一緒に食べる食事はおいしい!本場のビールとソーセージは最高だった。
2. ヴュルツブルク&ブルージュのランチ(★、★)
・・・ふらりと立ち寄ったカフェでのランチ。パスタにキッシュとカプチーノ、どれもめちゃうま。
3. ブレーメン(★)
・・・知り合った女の子と一緒にランチ。ちょっとおしゃれなレストランでのレモンビールも美味。
⇒食事はやっぱり誰かと一緒の方が盛り上がるしおいしい。一人でもビールは飲んでたけど(笑)
■良かったホテル
1. HOTEL du PARC(パリ)(★)
・・・5泊も滞在したので愛着が(笑)
・・・スタッフも皆フレンドリーで女一人でも安心できるかわいいプチホテル。
2. Romantic Pension Albrecht(ホーエンシュバンガウ)(★)
・・・ノイシュバンシュタイン城の麓にあるロケーション抜群のかわいいペンション。
3. Floris Hoter Arlequin Grand Place(ブリュッセル)(★)
・・・ここもスタッフがフレンドリー★部屋から見える市庁舎もきれい、朝ごはんもおいしい。
⇒特にパリでは良いスタッフに恵まれ、長居したくなるホテルだった。
⇒ケルンの大聖堂近くのホテルも良かった!ローテンブルクのレストラン併設ホテルも良かった!
⇒結局どこも当たりだったということ(笑)フランクフルトは・・・
■1人は嫌・・・な観光地
1. ライン川下り(★)
・・・大半がファミリーやカップルのなか、肩身の狭いクルーズ・・・結局途中で降りてしまった。
2. ブリュッセル(★)
・・・何が嫌かと言うと大好きなベルギービールを一緒に飲める相手がいないということ(笑)
3. モン・サン・ミッシェル(★)
・・・ランチタイム、横の新婚カップルを見ながらいいなーと思った(笑)私も新婚なのに…
⇒一人で行動することは全然苦じゃなくなったんだけど、所々で寂しい思いをしたなぁ(笑)
どの経験もランキングなんて付け難い(←なら付けるなってツッコミはなしで…笑)ものだったけど、
備忘録、という意味でもちょこっとだけランキングにまとめてみた。
いや~ほんとに楽しい旅だった。
この旅行記を書き終えるのに、半年もかけてしまった・・・
読んでいただいた皆さま、本当にありがとうございます。
この旅を終え半年・・・
実は明後日から前の会社の先輩や同期含む3家族で旅行に行ってきます。
3泊4日、脱日本!してきます。
そして旅行記は次回から違うカテゴリーに移ります。
この半年の間に、実はもう一か所脱日本!して来ました。
こちらは3泊5日でした(さて、どこでしょう!!??)。
次回からこれまでのヨーロッパ色とはがらりとかわりますが、こちらも引き続き宜しくお願いします。
ついに、日本へ。 [ヨーロッパ旅行記2010]
2010/10/17
朝6:00起床。
眠い・・・けど頑張る!!
6:30過ぎにはチェックアウトしてモンパルナス駅のエールフランスシャトルの停留所まで行った。
間違ったらいけない!!と、前日マダムに確認しておいたんだけど
「簡単よ~行ったらすぐわかるわ~」
と言われ。
でも迷いたくないと思い念のため早く出たら、
ほんと迷うことなくすぐわかった(笑)
便利なエリアだ、モンパルナス☆
バスに揺られ、シャルルドゴール空港到着!!!
期待に胸ふくらませていたCDG!!!
が、見事期待を裏切られた(笑)
おそらく、ヘルシンキ乗り継ぎのためEU圏内の移動だったからかな。
ターミナルが・・・悲しいほど土産物とか免税店が少なかった(T_T)
空港ではチェックインカウンターの場所がわからずウロウロ、
免税品のキャッシュバック手続きにオロオロ(←減らしたい€がまた増えるT_T)しながらも、
なんとか無事フランス出国。
フィンエアーはやっぱりキレイ。
3時間ちょいであっという間のヘルシンキ。
この日のヘルシンキも快晴★
なんだか懐かしい景色(笑)の茶色の広々とした大地。
さぁ!!!
ヘルシンキ!!!
行きの我慢を晴らすべく、買い物するぞーーー!!!
乗り継ぎまでのわずかな時間で、marimekkoにiittalaに・・・買いあさり(笑)
だってかわいいしーーー!!!日本で買うより安いしーーー!!!
後々のクレジット精算がおそろしい・・・
にしても、悲しいほどにフランス土産がない!
それもこれも風邪こじらせた私が悪いんだけど(T_T)
大急ぎで買い物を済ませ、今度こそ日本行きの飛行機に乗る。
・・・!!??
ほんまにここが私の席か!!!???
なぜか、ビジネスクラス。
なんて幸運な・・・
隣のおじさまもそわそわしてる感があったので、
この人もきっとエコノミー取ったのにビジネスだったんだろな~
なんて思っていたら、後々おしゃべりしたところ
「もっといい席を取ってたはずなんだけど、ここになっちゃった」
って!!!
私の庶民的「ラッキー!」とは対照的だったようだ(笑)
おじさまと少々おしゃべりも楽しんだ。
日本にいるとなかなか海外の言葉に触れることがないから、
出来るところでなるべく交流しておこう!
というのが海外旅行で心がけていること。
フィンランドの大学教授(←なるほど、ビジネスね)で、日本にもビジネスで行ってるんだって。
好きな国は寒くない所だって(笑)
***
せっかくのビジネスなのに、結局ほとんど寝られなかった。
映画を2本も見た私が悪いのだ。
こりゃ日本戻ったら時差ぼけ必至だな。。。
この夜を越えたら、また日本か~。
なんか懐かしいような、嬉しいような、寂しいような、複雑な気持ち。。。
この17日間は夢だったのだろうか・・・
バイバイ☆モン・サン・ミッシェル [ヨーロッパ旅行記2010]
たくさんの羊の後ろにそびえる美しいモンサンミッシェルを見ながらの散歩は
最高に贅沢(>_<)!!!
ゆっくりゆっくり、空気をいっぱい吸い込みながら、しっかりとモンサンミッシェルを目に焼き付けた。
いやーーー最高!!!
島内にもう一回戻って、残り時間ちょとだけ散策した。
細い階段を登ると、壁の上が通路になっている場所が所々にある。
ちょっとした展望台なんかもあって、そこからの景色もなかなかいい。
上から見下ろした、島内のメインストリートはこんな感じ。
道細い~~~!!!
そして、上を見上げれば修道院。
晴れて良かった。
天気予報では雨だったけど、最高の青空。
ありがとう。
時間が来て、バスに乗り込んだ。
バイバイ、モンさん。。。
なかなか来にくい場所だからこそ、去り難い・・・
今度は泊まりで来て、夕暮れ~夜のライトアップされたモンサンミッシェルを見てみたい。
次なる目標がまた一つ増えた。
帰りの夕焼けもきれいだった。
朝と同じ、また雨が降って虹も出た。
ほんと、すさまじい天気の移り変わり・・・
でも、青空のモンサンミッシェルが見れて本当に良かったー(*^_^*)
帰る頃はもちろん真っ暗。
凱旋門とエッフェル塔のライトアップに見とれつつ、朝の集合場所に到着。
明日はとうとうヨーロッパともお別れ。
早く戻ってパッキングしなきゃ。。。
今日も長い一日だった。
でも、最高に良い一日だった。
行く手を遮る大群!!! [ヨーロッパ旅行記2010]
外に出て、元来た道を戻り散策することにした。
モンサンミッシェルと陸をつなぐ道は結構長い。
ゆっくり歩くと30分くらいかかった。
何度も後ろを振り返りながら、モンサンミッシェルの姿を確かめながら歩いた。
なんか、嘘みたいな光景だ。
来たくて来たくてたまらなかった場所・・・かみしめつつ歩く。
と。
前に何やら動く物体・・・
1体、、、
2体、、、
5体、、、、
いやいや何十体!!??
羊の大集団だ!!!
行く手を阻むこの大群に、車も大往生(笑)
でもかわいかったーーーこのモフモフ♪♪
ドライバーにとっては大変だろうけど(笑)
なんとか緩いスピードで羊をよけつつ進んで行った。
ちょっとした街に出ると、スーパーを発見。
中はかなり広く、お土産も充実している。
観光客らしき人はまばらで、穴場発見!とちょっと嬉しく、色々と物色して歩いた。
それにしても羊の多いこと。
朝到着したときには全然気配を感じなかったんだけど、こんなにもいたなんて(笑)
周りを歩いている人も、微笑ましい様子で羊を眺めていた。
そんな道には、こんな看板。
モン・サン・ミッシェル修道院 [ヨーロッパ旅行記2010]
あらかじめ入場券をもらっていたので、修道院内にはすぐに入場出来た。
遠くから見た姿はもちろんのこと、真下から見る修道院も圧巻だった。
塔の先には大天使ミカエルが輝いている。
ここからじゃ「何かある…」程度にしかわからないけど、
ちゃんとパンフで確認したら、立派な像が!天使というより騎士という感じ。
司教オベールにより大天使を奉る大聖堂がトンブ山に建設された708年から、
モンサンミッシェルの長い歴史は始まったそう。
かつては満潮時になると島全体が海に囲まれていたらしい。
しかし、巡礼者や観光客のために道が作られたため、砂が積もり始めた。
その結果、今では年間50日程しか海に囲まれないらしい。
私が行った時も、海に囲まれることはなかった。
でも、この干潟の景色も十分にすばらしい。
この広大な干潟を歩いて観光するツアーもあるみたい。
写真でわかるかな?
モンサンミッシェルの影の右あたりにちょろっと見える人の塊が。
***
テラスから中に入った。
教会の中では祭儀が執り行われていた。
とても厳粛な雰囲気に、つい見入ってしまう。
最後に長?みたいな人が何か言った瞬間、周りの人々が皆握手をしたり抱き合ったりし始めた。
今、ここにいることに感謝を・・・ということだろうか。
・・・一人は寂しいと思った瞬間だった(^_^;)
修道院は思ったよりも広くて大きい。
3層になっているようで、はじめに上まで上がって、徐々に下りて行くという順序のようだ。
食事をする部屋とか、柱が幾重にも連なった中庭とか、外観からは想像出来ない空間が広がる。
ここは食堂。
写真からはわからないけど、側壁にはほのかに光の差し込む小さな小窓がある。
神秘的な空間だった。
ちなみに食事は沈黙のうちに・・・だそう。
このステンドグラス、、、かわいい!
マドレーヌ!!!ではなく(笑)、ホタテの紋章ですな。
モンサンミッシェルの紋章だとかなんだとか。
バックの色が鮮やかなブルー系だったから爽やかさ倍増。
修道院をぐるりと巡り、やっぱりモンサンミッシェルは外から眺めたい!ってことで再び外へ(笑)
私にとって(一人にとって)、自由時間4時間は長すぎた(笑)
日帰りバスツアーで、しかも移動に往復10時間くらいかかるのに、
これだけ自由時間をくれるのはありがたいことなんだけど・・・
この時まだ1時間半くらいしか経ってなかったので、周辺を散策することとした。
モン・サン・ミッシェル、島内へ [ヨーロッパ旅行記2010]
バスの乗客のほとんどはランチ付きプランにしていたため、
モンサンミッシェルに到着する前にレストランで降ろされた。
私はランチは好きなところで適当に、と思っていたのでそのまま終着まで乗車。
バスの中で修道院の入場券も事前にもらって、いざ出陣!!
駐車場の目の前に広がる干潟。
満潮時にはここまで水に浸かるようだけど、この時は全然だった。
さぁ、中に入ってみよう。
多くの観光バスが並んでる。
こりゃきっと、中も人が多いだろうなぁ・・・
じゃん!
人多い・・・!!!
そりゃそうだ(笑)
ちなみにモンサンミッシェルは世界遺産第2位だとか。
どういうランキングなのかはよくわからないままだったけど(行きのバスの中での話なので笑)、
それでもやっぱり人気の高さはかなりのものだと思う。
島内にはおみやげやさんに飲食店、ホテルなどがあり、
小さな街のようなつくりになっていた。
入ってすぐのところに、この看板。
有名なオムレツのお店。
お店の雰囲気もかわいいし、人も多いし人気の理由がわかるなぁ。。。という印象。
入ってみようか悩んだけど、人気である一方いろんな人の口コミで
「高い」「普通」ってのを結構見ていたため、あえてスルー。
でも、後々やっぱりここにしとけば良かった…なんて思ったり(笑)
というのも、この日のランチの選択を大失敗したから。。。
この旅で食に関する失敗は初めてだった(笑)
***
だいぶ階段を登った先でレストランを見つけた。
人も結構入っているし、もうこれ以上上にレストランはなさそうだったので、ここに決定。
その選択に後悔することになるなんて(涙)
後悔
その1.ほぼ4人席のような2×2の席に、日本人カップルと並んで座らされた。気まずい。
その2.原価の100倍か!?というほどの金額に驚き。
その3.店員さんは呼んでもなかなか対応してくれない。感じ悪い。
その4.本当にこれはエ○アンか!?と言うほどの水の臭み。。。水道水入ってないかと疑う。。
ちなみに、注文したものはキノコ入りオムレツとエ○アン(水)。
サイドにはちょびっとのサラダが添えてあるだけ…
どうせ同じ値段出すなら、有名店の方入っておけばよかった。。。
しかも超感じ悪い店員で、悲しくなったし。
***
気を取り直して、上へと向かう。
上から見る干潟の景色がきれい・・・(*^_^*)
もうここでランチの嫌な気分は吹っ飛んでいた(←はや!!笑)
モン・サン・ミッシェル [ヨーロッパ旅行記2010]
モン・サン・ミッシェル
今も大好きなテレビ番組、世界弾丸トラベラーの記念すべき第一回が、
モンサンミッシェルだった。
長谷川理恵がグライダーのようなものに乗り、空からモンサンミッシェルを見るという企画。
(参考:http://www.ntv.co.jp/dangan/contents/broad/071006/main.html)
その時テレビで見た光景は本当にすばらしく、
いつか絶対ここに行きたい!って、漠然と思っていた。
それが今、目の前にそびえ立っている。。。
思えばパリ滞在中2度も熱で寝込み、
電車のストライキにも阻まれ、
一瞬「今回は諦めようか…」なんてことも頭をよぎったけど、
この光景を前に、来て本当に良かったと心から思った。
ついに私ここまで来たんだ!!!
念願のあの場所へ。 [ヨーロッパ旅行記2010]
2010/10/16
朝。夢を見た。
7:00にバスツアーの集合場所に行かなくては!!!
って頭にはあるのに、気づけばなぜかどこかの海でシュノーケルをしている。
「もう7:40よ!!!モンサンミッシェル行かんと!!!」
と叫んでいる・・・
ハッッッッッッッッッッッ!!!
と目が覚めた(笑)目覚ましの鳴る1分前の5:59だった。
寝ている間に大量にかいたと思われる汗を流すためにシャワーを浴びて、
昨日のうちに買いこんでおいたヨーグルトをかき込む。
よし。体調は大丈夫そうだ!!!
・・・
ラストチャンス [ヨーロッパ旅行記2010]
2010/10/15
喉の痛みと体のだるさでほとんど眠れぬまま朝を迎えた。
おそらくまたぶり返したみたい。
汗はびっしょりかいていたけど、熱がまだある感覚で、体がフラフラする。。。
結局、動く気力は振り絞っても出そうになく、
前日ダメもとで予約したバスツアーの会社にキャンセルの電話を入れた。
その時、しゃべろうと思っても声が出ないことに驚き(*_*)
完全に喉がイカれてるわ、これ・・・
ほんと、情けなくて悲しくなった。
泣く泣くまたベッドに横になり、ひたすら寝て風邪を治そうと試みる。
すると、突然掃除の人が入って来てビックリ!!!笑
普通ホテルにあるような「掃除はいいです」タグがなかったので、
2つあった鍵を二重にかけておいた。
が、あまり意味をなしていなかったようで・・・笑
お互いにビックリ!
あわてて本日のフロントのマダムに事情を説明しに行く羽目に。。。スッピン&ジャージで…笑
このマダムがこれまたとってもいい方で、飲み物や食事は大丈夫?薬は?と色々気遣ってくれた。
しんどい体に優しさが沁み渡る・・・(T_T)
その後昼くらいまで寝て、気力を振り絞って食料調達へ外へ。
ちなみにこの日のパリはどんより曇り空だった。
これが真っ青快晴の空だったら、またうずうずしていたかも(^_^;)
何か食べなきゃ、明日で残り一日のパリもベッドの上で過ごすことになる(>_<)
薬局で風邪薬も買って、早々に退散。
添付文書が全部フランス語で、どのタイミングでいくつ薬を飲めばいいのかわからない・・・
これまたフロントのマダムに全部英語に訳してもらって、なんとか救われた。
明日で最後。
ゆっくりショッピングも心揺れるけど、最後のチャレンジ。
体力を考えると、乗り継ぎのある電車はしんどいしストライキもどうなるかわからない。
もう一度、バスツアーに予約(今度はちゃんと担当者に直接メール…笑)し、
残り一日にかけることにした。
どうか、熱が下がって少しでも体力回復してくれますように。
どうか、晴れてくれますように。。。
遠い・・・モンサンミッシェルへの道のり [ヨーロッパ旅行記2010]
オランジュリー美術館周辺はベンチがいくつかあり、
のんびりと休憩出来るスペースがある。
そこでしばらく座って休憩後、また歩き始めた。
体力がどこまでもつか!
疲れたらすぐにでもまた体調を崩しそうな状態なのに、
持ってきた風邪薬をフル活用してなんとか気力を維持・・・笑
向かった先はオペラ。
もちろん外観だけだけどね(笑)
そもそもの目的はオペラではなくギャラリーラファイエット♪♪♪
その近くにちょうどオペラがあったので近くまで寄って見てみたけど、精巧なつくりが美しかった。
ラファイエットはすんごい人である。。。
よく見ると、ちょうどセール中だったみたい。
かなり色々と安くなってる。ラッキー♪
ここではマリメッコのクロス2枚セットを購入。
表示価格はベルリンで見たのより30%オフになってて、
さらに、購入時にはなぜかこれからまた15%オフで買えたのだ。
なんか・・・ラッキー!!!笑
嬉しいセールだった。
他に、ここではおみやげにワインを買った。
ワインコーナーは広くて大きすぎて、どれを選んだらいいのか悩んで買えない。。。
店員さんに自分の好みを伝えてオススメを聞くと、いくつかピックアップしてくれた。
その中からラベル買い(^皿^)
3本買って輸送をお願いしたら、なんと輸送費の方が高かった(T_T)
なんか悔しい・・・
ひとしきりウロウロして、買い物欲と闘って(笑)、ホテルのあるモンパルナスに戻った。
この日やるべきことはもう一つ。
モンサンミッシェル、再チャレンジ!!
駅に行ってストライキが終わったか聞いてみると、まだ終わってないとのこと。
前日に聞いた時、ストは今日までの予定と聞いていたからそりゃそうだ。
(参考:http://gachapin-muck.blog.so-net.ne.jp/2011-03-23)
で、明日の予定はわからないけどとりあえず空席状況を見てもらうと・・・
「明日のTGVはフルね!」
・・・
ガーーーーン(T_T)
「空いているのはファーストクラスだけよ!往復181€ね。」
お!
ファーストクラスなら空いているというではないか。
でも往復181€って。。。本来ならもっと安く行けるのを知っているが故に、
貧乏性、悩む・・・(T_T)
結局、その場で決められず、保留。。。
でも、ホテルに戻ってもモンモンモンモン・・・・
思い切って一人でやって来たヨーロッパ、また来ようったって次いつ来られるかなんてわからない。
しかもモンサンミッシェルはパリから結構離れているので、
時間がある今が最大のチャンス。。。
もういいや!ファーストクラスで行こう!
再度駅まで走る。
カウンターが閉まるまであと10分というギリギリで滑り込みセーフ。
ところが、、、
「明日もストライキよ」
!!??
この悩んでいる間に状況が変わっていた(T_T)
ああああぁーーーーモンサンミッシェルが遠いーーー(T_T)
ホテルに戻ってあらゆる方法を考えた。
フロントのおっちゃんと仲良くなったので、
「モンサンミッシェルに行く方法ないーーー(T_T)?」
って泣きついたところ、自分のパソコンを開いてきれいな写真をいっぱい見せてくれた。
行き方を聞いたはずだったのに、どうもうまく伝わってなかったらしい(笑)
でも、本当に素敵な場所だからぜひ行くべき!と。
やっぱり行きたい行きたい行きたい・・・
そうこうしているうちに、時間はどんどん過ぎて行く。。。
おっちゃんにおやすみと告げて、部屋でひとしきりiPhoneとにらめっこ。
すると見つけた、166€のバスツアー。
完全に予約の締め切り時間は過ぎてるけど、なんとかなるかもしれない。
とりあえず予約フォームに入力して送信。
iPhoneさまさま・・・
祈りを込めて、寝た。
その夜、喉が痛すぎて眠れなかった。。。
言わんこっちゃない。